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家を建てる際はカーポートなどの見積もりや計画も一緒に行うと良い

注文住宅を建てる場合は本工事と別途工事の区別を適切に行うことが大切です。中でもカーポートは混んでいる時期には完成まで時間がかかるので、前もって決めておくことが必要となります。カーポートは建ぺい率や容積率の他、防火材料の使用が必要となることもある専門分野なのです。そのため、カーポートは本工事に含める選択が勧められます。混んでいる時期でも前もって依頼しておけば、本体と一緒に作ってもらうことも可能です。カーポートの計画では広さや仕様を決めると共に、見積もりの提出を要請することで、間違いのない依頼をすることができます。

工事に含めるものと含めないものとの区別は慎重に行う必要があります。棚や家具など住むのに必要となる全てを工事に含めた場合は全体の価格が高くなりがちです。その部分以外の会社経費などが高くなるためです。工事終了後に別途で用意できるものに関しては、無理に工事に含める必要はありません。工事に含めなくてもよいものの例としては庭の植栽や家具、カーテンや一部の照明器具などがあります。

カーポートや物置のような建築物は建築基準法の規制を受けることになります。中でもカーポートは建築確認申請が必要となる場合もあるので、別途とすると後で面倒となるのです。カーポートは建ぺい率や容積率の規制をクリアする必要がある他、準防火地域などの場合は防火材料を使うなどの措置も必要となります。別途とすると面倒な手続きが増えることになるので、本体と一緒に依頼することが勧められるのです。

カーポートを依頼する場合は広さや仕様を含めた計画を作成し、見積もりの手続きを踏む必要があります。広さは駐車台数によって異なり、広いほど高額となるでしょう。雪国では積雪の影響を考慮した丈夫な屋根が必要で、それ以外の地域でも強風の被害がでないような丈夫な構造が求められるのです。構造材料は鉄骨の他、アルミの型材を用いるのが一般的です。

本体工事には外構の一部も含めた方が無難です。駐車場の舗装やアプローチの床部分は後の工事が大変です。敷地に高低差がある場合はその処理も必要となります。また、高齢化社会を迎えるための敷地の高低差を解消する措置も必要となるでしょう。スロープや手すりの設置はすぐに必要ではない場合でも、将来を見据えて設置しておくと便利です。将来増築を予定している場合は計画にその部分を含めておくことで、実施する際に不都合を感じなくて済みます。

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